打高投低の大会
今大会は打高投低の傾向がはっきりと出た大会であった。新記録となった大会通算本塁打数を始め、打撃に関わる大会新記録が多数生まれた。これほどまでに典型的な傾向が
出た原因として、公式見解として以下の点が挙げられている。
打者の筋力が向上した
2001年に規定が改定され従来よりも重くなった金属バットに対し、選手が効果的なトレーニングを行い筋力が上がったことで対応出来るようになり、スイングスピードが速くなり長打が
生まれやすくなったという意見がある。ただし、元々バットの規定が改定されたのはスイングスピードを落とすためなので(投手に打球が直撃した場合、負傷するのを防ぐ目的がある)投
手を守るために何かしらの意見が出てくる可能性がある。
予想以上の飛距離と高反発球在庫処分疑惑
打者の筋力が向上した事だけを理由とするにしても、突然に歴代記録を大幅に更新する本塁打数が生まれたことには重大な疑念がある。これについては以前プロ野球で使用された
「飛ぶボール(高反発球)」が(在庫処分のため?)使用されたのではないか、という見方も一部で存在する。
実際に本大会では、打者本人が「まさか入るとは…」と一番驚いたり、外野手が落下地点から急にバックし出すなど不自然な動きをするようなケースが多々見られた。
ただし、大会後に行われた選抜チームによるアメリカ遠征でも豪快なホームランが連発している。ボールは現地の物を使用していると思われるのでボールがホームランを生んだとは言え
ないとの見方もある。
投手のコンディション維持が非常に難しかった
今大会、各地での予選は悪天候による順延が続出し、代表校が決定するのが予定よりも遅れた会場が多発したため、例年より短期間で調整しなければならない投手が多かった。
しかしいざ開幕してからは一転して晴天が続き(今大会は悪天候による順延が一日も無かった)、投手の負担が大きくなったことなどが挙げられている。